
この記事では、2級土木施工管理技士(種別:土木)について、令和6年度の合格率等のデータに基づき、試験の難易度や合格するための対策に加え、令和7年度の試験日程、受験資格について解説します。
2級土木施工管理技士は、土木工事の現場において、主任技術者として施工管理を行うための国家資格です。取得することで、キャリアアップや収入アップが期待できます。
📖 「土木施工管理技士の試験対策」について詳しく解説したNote記事はこちら👇
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目次
✅ この記事を書いている人
所持資格 | 特記事項 |
---|---|
1級土木施工管理技士 | 一発合格(2級も一発合格) |
1級造園施工管理技士 | 一発合格(2級も一発合格) |
建設業経理士2級 | 一発合格 |
測量士補 | 一発合格 |
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🔸 令和6年度 2級土木施工管理技術検定 合格率

第一次検定
区分 | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
前期 | 13,593人 | 5,840人 | 43.0% |
後期 | 25,686人 | 11,445人 | 44.6% |
第二次検定
受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|
18,806人 | 6,646人 | 35.3% |
具体的に以下に要点をまとめます。
- 第一次検定に関して
- 前期、後期とわかれ試験が行われ、両試験ともに40%台前半の合格率であり、半数以上が不合格となる試験です。
- 近年難化傾向にあります。
- 第二次検定に関して
- 第一次検定に合格した人、又は免除された人が第二次検定を受験します。
- 合格率は、35.3%であり、第一次検定以上に難しい試験である事がわかります。
🔸 試験の難易度と合格のポイント

2級土木施工管理技術検定は、第一次検定と第二次検定の2段階で実施されます。
- 第一次検定は要点を抑えて「過去問対策」を行えば合格できる
- 基本的に「過去問と同じような問題」が繰り返し出題される
- 施工管理の基本を理解していれば、高得点が狙える
- 第二次検定は「経験者向けの記述式問題」がある
- 工事の施工経験が豊富な人は対応しやすい
- 「施工経験記述」の対策が必要
- その他記述式問題は、とにかく記入できることが重要
第一次検定では、土木工学に関する基礎知識や法規などが問われます。解答は選択式です。
第二次検定では、施工管理に関する実務経験を記述する問題や、その他記述式問題が出題され、より高度な知識と技術が求められます。
合格するためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
- 過去問題集などを活用し、出題傾向を把握する。
- 専門用語や法規を理解し、記述式対策のために自分の言葉で書けるようにする。
- 経験記述作文は早めに準備。
- 常に最新の法改正情報を確認する。
📌 第二次検定は内容の難易度が高いため、しっかりとした対策が必要です。
✅ 第一次検定は「選択式のマークシート方式」なので、過去問対策が有効!
✅ 第二次検定は「記述式」のため、論述問題の練習が必須!
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🔸 令和7年度の試験日程

令和7年度2級土木施工管理技術検定の試験日程は以下の通りです。
【前期】第一次検定のみ
項目 | 日程 |
---|---|
受験申込受付期間 | 2025年3月5日(水)〜3月19日(水) |
試験日 | 2025年6月1日(日) |
合格発表 | 2025年7月1日(火) |
【後期】第一次検定+第二次検定(第一次もしくは第二次のみの受験も可)
項目 | 日程 |
---|---|
受験申込受付期間 | 2025年7月2日(水)〜7月16日(水) |
試験日 | 2025年10月26日(日)(第一次・第二次同日実施) |
合格発表(第一次検定) | 2025年12月3日(水) |
合格発表(第二次検定) | 2026年2月4日(水) |
※受験申込受付期間が短いので注意してください。
🔸 2級土木施工管理技士の受験資格

2級土木施工管理技士の受験資格は、第一次検定と第二次検定で異なります。
第一次検定: 受検年の末日時点で17歳以上であれば、受験できます。(実務経験不要)
第二次検定: 第一次検定に合格した方で、いずれかの条件を満たしている必要があります。(実務経験必要)
詳細な受験資格や実務経験の内容については、一般社団法人全国建設研修センターのホームページで確認することをお勧めします。
🔸 勉強時間の目安

2級土木施工管理技士に合格するための勉強時間は、
✅ 50~300時間 (自身の経験により変動)
🔸 学習スケジュール(第一次・第二次を同日に受験)

期間 | 学習内容 |
---|---|
3ヶ月前 | 参考書を少し読み、試験範囲・内容の確認をしたら第一次検定の過去問 |
2ヶ月前 | 引き続き第一次検定の過去問を解く 経験記述の試案を作成 |
1ヶ月前 | 第二次検定の記述対策を開始 |
試験直前 | 今までに間違えた問題を復習、時間配分を意識して演習 |
📌 第二次検定の対策は、第一次検定の知識があってこそです!
✅ 第一次検定は「過去問を3回解く」ことを目標に!
✅ 第二次検定は「記述の練習」を早めにスタート!
🔸 効率的な勉強法

2級土木施工管理技士に合格するための効果的な勉強法を紹介します。
📌 第一次検定対策
✅ 過去問を繰り返し解く(直近5年分を3回以上)
✅ 施工管理の基礎知識を参考書で学ぶ
✅ 問題集を使って実践演習を積む
📌 第一次検定は「過去問の繰り返し学習」が最重要!
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📌 第二次検定対策
✅ まず自分で施工経験記述を作成し、先輩や上司、信頼できる他社の人に添削してもらう
✅ 問題集で記述式の解答例を確認する
✅ 模擬試験や講座を活用するのも有効
📌 「経験記述」は、できるだけ詳細に書くことが大切だが、読みやすくコンパクトにしよう!
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🔸 独学は不安....という人は
初めての資格試験で、絶対に合格したいけど...
どうやって勉強すればいいのか分からない....。という方も多いと思います。
そんな時は通信講座を受講してしまうのも選択肢の一つです。
通信講座は、合格まで一直線のカリキュラムなので、
勉強方法に迷うことがありません。
例えば、アガルートアカデミーの土木施工管理技士講座は、全て収録されたオンライン映像にて受講するため、通学型の予備校よりも安く受講することができます。

◆アガルートアカデミーが選ばれる理由◆
- マルチデバイス(パソコン/スマートフォン/タブレット)対応。
- 1つの動画につき10~20分程度なので、無理なく続けられます。
- スマホを使って、ちょっとしたスキマ時間に勉強ができます。
- TVを見る感覚で学習ができるのでとても楽です。
- 動画での学習が身についているか、確認問題で実力試しができる。
- オリジナルテキストは、フルカラーで分かりやすいレイアウトなどの工夫が随所に見られます。
- 倍速再生(8段階速度調整,かつ最大3倍速)でさらに時短学習。
- 講師自ら出題傾向を分析し合格に必要な情報が詰め込まれています。

🔸 まとめ|2級土木施工管理技士の試験対策のポイント

✅ 2級土木施工管理技士は近年難化傾向
✅ 第一次検定は「過去問対策」で高得点が狙える
✅ 第二次検定は「記述式」となるため、特に対策が必要
✅ 勉強時間の目安は「50~300時間」
✅ 効率的に学ぶなら「過去問+記述対策+模擬試験」が必須!
📌 まずは「過去問」を解き、出題傾向をつかむことが最優先!
📌 第二次検定の「経験記述」は早めに準備し、添削を受けるのがベスト!
2級土木施工管理技士の試験に合格して、キャリアアップを目指しましょう!

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出典・参考資料