
土は掘ると体積が変わります。
この土、崩したらどれくらい増える?締め固めたらどれくらい?
土量計算のやり方 ってよくわからない.......。
でも、大丈夫! 掘削(切土)・運搬・盛土、この3パターンだけ覚えましょう!
この3つの計算だけ押さえれば、土量計算はOKです!
✅ この記事を書いている人
所持資格 | 特記事項 |
---|---|
1級土木施工管理技士 | 一発合格(2級受験時も一発合格) |
1級造園施工管理技士 | 一発合格(2級受験時も一発合格) |
建設業経理士2級 | 一発合格 |
測量士補 etc | 一発合格 |
🦺 現役で建設業に従事! 実体験に基づく勉強法を紹介!
👉土量計算の基本ルール

まず、土は掘ったり締め固めたりすると体積が変わります!
📌 土の体積変化率
✅ 掘った後(ほぐし量)L → 1.2倍に膨らむ(ここでは1.2として解説します)
✅ 締め固めた後(盛土量)C → 0.8倍に縮む(ここでは0.8として解説します)
つまり、
「ほぐした土の量」=「地山土量(掘る前)」×1.2
「締め固めた土の量(盛土量)」=「ほぐし量」×0.8
このルールを使えば、土量計算も簡単にできます!
👉3つのパターンを問題形式で解説!

📌 パターン①:現場で発生した「ほぐし量」を流用
10000㎥の盛土を作るために、現場で発生した3600㎥のほぐし土を使う。足りない分は土取場(地山)から調達する。土取場で掘る地山土量は?
✅ 計算手順
- ほぐし土を締め固めると何㎥になる? 3600㎥×0.8÷1.2=2400㎥
- まだ足りない分を求める! 10000㎥−2400㎥=7600㎥
- 土取場で掘る地山土量を計算! 7600㎥÷0.8=9500㎥
📌 答え: 9500㎥
✅ ポイント:「ほぐし土は締め固めると小さくなる」ということを忘れずに!
📌 パターン②:現場の「切土(地山土量)」を流用
10000㎥の盛土を作るために、現場にある5000㎥の切土(地山土量)を使う。足りない分は土取場(地山)から調達する。土取場で掘る地山土量は?
✅ 計算手順
- 切土を締め固めると何㎥になる? 5000㎥×0.8=4000㎥
- まだ足りない分を求める! 10000㎥−4000㎥=6000㎥
- 土取場で掘る地山土量を計算! 6000㎥÷0.8=7500㎥
📌 答え: 7500㎥
✅ ポイント:「切土はそのまま締め固める」ということを理解しよう!
📌 パターン③:ほぐし土と切土を両方流用
10000㎥の盛土を作るために、現場で発生した2400㎥のほぐし土と、2000㎥の切土(地山土量)を使う。足りない分は土取場(地山)から調達する。土取場で掘る地山土量は?
✅ 計算手順
- ほぐし土を締め固めると何㎥になる? 2400㎥×0.8÷1.2=1600㎥
- 切土を締め固めると何㎥になる? 2000㎥×0.8=1600㎥
- 流用できる土量を合計! 1600㎥+1600㎥=3200㎥
- まだ足りない分を求める! 10000㎥−3200㎥=6800㎥
- 土取場で掘る地山土量を計算! 6800㎥÷0.8=8500㎥
📌 答え: 8500㎥
✅ ポイント:「ほぐし土と切土を合わせて計算する」ことがコツ!
👉まとめ

💡 この3パターンを完璧にマスターすれば、土量計算はバッチリです!
しっかり理解して、明日の現場に備えましょう💪✨
📖 「土木施工管理技士の試験対策」について詳しく解説したNote記事はこちら👇
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